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スマホ・ネットのサービスの相続
デジタル遺品の手続きを20のサービスごとに

スマホやネットのサービスの契約・アカウント・残高は、通帳のような紙が残らないため、見落としやすいものです。主なサービスについて、家族ができることと手続きの始め方を、各社の公式ページで確かめてまとめました。

2026年10月に各社の公式ページで確認しました確かめ方

要点

  • スマホのロックは、家族でも解除できないことが多い。生前の備えがいちばん効く
  • 毎月の支払い(サブスク)は、解約しないと続く。カードと口座の明細から探す
  • 電子マネー・ポイント・マイルは、相続できるものと、できないものがある
目次(8)
  1. まず確かめること
  2. スマホ・アカウント
  3. お金・ポイント
  4. 携帯電話
  5. SNS
  6. マイル・交通
  7. サブスク
  8. 生前にできる備え

まず確かめること

  1. 毎月の支払い:クレジットカードの明細と銀行口座の引き落としから、サブスク(月額のサービス)を探して解約します。カードを止めても、サービスの契約は残ることがあります
  2. お金が残るもの:電子マネー・ポイント・マイル・ネット銀行・ネット証券。相続できるかどうかは、サービスごとに決まっています(下の一覧)
  3. スマホ・パソコン:ロックを解除できないと、中の写真や連絡先を見られません。ロックを無理に解除しようとすると、データが消えることがあります
  4. SNS:アカウントを消すか、追悼のアカウントとして残すかを家族で決めます

遺品全体の整理は遺品整理の進め方、銀行・証券・保険は銀行・証券・保険会社の相続の窓口にまとめています。

スマホ・アカウント

サービス家族ができること始め方・主に要るもの
Apple(Apple アカウント)アカウントとデータの削除を申請できる。故人アカウント管理連絡先はデータの受け取りも申請できるAppleの「デジタル遺産」サイトで申請。死亡の記載がある戸籍謄本。管理連絡先はアクセスキー、削除は申請者のApple Accountも必要
Google アカウントアカウントの閉鎖や、データ・資金の受け取りを申請できる(審査あり)。パスワードは教えてもらえないヘルプの専用ページから申請
Microsoft アカウント連絡は不要で、2年使われないと自動で閉鎖。サブスクは支払い元を止める。データ開示は裁判所命令などが必要サインインできれば閉鎖。できなければ放置で自動閉鎖。データの開示には有効な召喚状か裁判所命令(それでも応じない場合あり)
LINE家族でもアカウントの引き継ぎはできない。削除は遺族が問い合わせで依頼できる。手続きしなくてもよいお問い合わせフォーム
Yahoo! JAPAN ID家族が有料サービスの利用停止を申請できる。この手続きではIDやウォレットの削除はできないWebの申請フォーム(死亡時のみ)か郵送。郵送は申請書と本人確認書類のコピー(詳しくは申請書の記載)
Amazon(Amazon.co.jp のアカウント)権限のある家族や代理人がアカウントの閉鎖などを依頼できる。注文履歴やアカウント情報は教えてもらえない書類を添えて専任サポートにメール。続柄がわかる戸籍謄本、依頼者の写真付き本人確認書類、死亡がわかる書類の画像

お金・ポイント

サービス家族ができること残高・ポイント始め方・主に要るもの
楽天(楽天会員・楽天ポイント・楽天キャッシュ)相続人と確認された人は、楽天キャッシュの残高を振込手数料を引いて返金してもらえる楽天キャッシュは手数料を引いて相続人へ返金。楽天ポイントは会員資格を失うと消える—
PayPay(PayPay残高)相続人が書類を出すと、亡くなった時点の残高を確認して相続の手続きができるPayPayマネー・マネー(給与)・マネーライトは相続可(手数料300円)。ポイントは対象外ヘルプのフォームで書類を送り、相続は郵送。法定相続情報一覧図か戸籍謄本一式、故人の携帯の契約書類、相続人の本人確認書類
メルカリ・メルペイ第1順位の相続人が、売上金・メルペイ残高・有償ポイントの返金や払い戻しを求められる売上金・メルペイ残高・有償ポイントは相続の対象。メルカリNFTも対象相続人本人のアカウントから問い合わせ。続柄と除籍がわかる戸籍謄本か法定相続情報一覧図の画像(発行3か月以内)

携帯電話

サービス家族ができること残高・ポイント始め方・主に要るもの
NTTドコモ(携帯の契約・dポイント)家族が契約を引き継ぐ(承継)か、解約できる。どちらも手数料はかからないdポイントは引き継げず解約で失効。d払い残高の現金分は郵送で返金可(プリペイド分は不可)ドコモショップ/d garden(ahamoは郵送)。死亡がわかる書類(会葬礼状・死亡診断書など)。承継は戸籍謄本なども
au(KDDI)家族が名義を引き継ぐ(承継)か、解約できる。承継の手数料は無料。未払い料金は相続される—店舗(来店予約がおすすめ)。死亡がわかる書類(戸籍謄本・除籍謄本・住民票の除票など)と来店者の本人確認書類
ソフトバンク法定相続人などが解約できる。家族が契約を引き継ぐ承継もできる。分割払いの残りは支払いが続く—ソフトバンクショップに来店。来店者の本人確認書類、死亡がわかる書類(会葬礼状・除籍の戸籍謄本など)、USIM
楽天モバイル原則2親等以内の家族が解約できる。契約を引き継ぐ承継もできる。解約までの料金は支払いが必要—申込書をダウンロードして郵送(約2週間)。申込書、死亡と続柄がわかる書類(戸籍など)の写し、申告者の本人確認書類の写し

SNS

サービス家族ができること始め方・主に要るもの
X(旧Twitter)遺産管理人や家族がアカウントの停止(削除)を依頼できる。ログイン情報は教えてもらえない削除依頼フォーム→届くメールの手順で提出。依頼者の身分証明書のコピー、故人の死亡証明書のコピーなど
Facebook追悼アカウントへの移行や、書類を出してアカウントの削除を依頼できる。ログイン情報はもらえないヘルプセンターのお問い合わせフォーム。削除は死亡診断書の画像。ない場合は委任と死亡を証明する書類
Instagram追悼アカウントへの変更を依頼できる。近親者はプロフィールの削除も依頼できる。ログイン情報はもらえないヘルプセンターの専用フォーム。追悼化は死亡記事などの証明。削除は近親者とわかる書類(死亡証明書など)

マイル・交通

サービス家族ができること残高・ポイント始め方・主に要るもの
JALマイレージバンク(マイルの相続)法定相続人が口座に残る有効なマイルを相続できる。JALカード会員は先にカードの退会が必要有効なマイルとe JALポイントを相続できる。マイルは完了から36か月後の月末まで有効合意書と退会届を印刷して郵送。合意書・退会届と、逝去と続柄がわかる書類(戸籍謄本など)のコピー
ANAマイレージクラブ(マイルの相続)法定相続人がマイルを相続できる。亡くなった日から180日以内に書類をそろえて申請有効なマイルは相続できるが分割は不可。ANA Payの残高も相続できる申請書とチェックリストを印刷して郵送。逝去日と続柄がわかる戸籍謄本などの写し、相続人の本人確認書類の写し
モバイルSuica家族などが代わりに退会(払いもどし)し、残高の返金を受けられる残高は払いもどしで返金。振込先は受け取る人名義の口座に限る書類を郵送し、申請フォームで申請。死亡を証明する公的書類の写しと、返金を受ける人の本人確認書類の写し

サブスク

サービス家族ができること始め方・主に要るもの
Netflix家族や友人が本人の代わりに解約できるログインできれば自分で解約。できなければ問い合わせ。ログインできない場合は登録メールか電話番号と、支払い情報

生前にできる備え

家族のために、元気なうちにできることです。

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