書き方
改葬許可申請書の書き方と記入例
改葬許可申請書(例:名古屋市の様式1・令和8年5月版)
改葬許可申請書(例:名古屋市の様式1・令和8年5月版)の書き方を、欄ごとに説明します。公式の様式と記入例をもとにしています。このページは書き方の説明で、書類を作るものではありません。書類は、公式の様式に自分で書いてください。
2026年10月に公式の様式と記入例で確認しました確かめ方
要点
- 出す先:遺骨が今ある墓地・納骨堂の所在地の市区町村(名古屋市は保健所長あて。環境薬務課へ郵送か、墓地のある区の保健センター窓口)
- 期限:法律上の期限はない。遺骨を取り出して移す前に許可を受ける
- 添付する書類は6種類(くわしくは下の一覧)
出す人・出す先・期限
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出す人 | 通常は、今の墓地・納骨堂の使用者(墓地使用者等)。使用者以外が申請するときは使用者の承諾書が必要。使用者以外の人が代わりに出すときは委任状(名古屋市) |
| 出す先 | 遺骨が今ある墓地・納骨堂の所在地の市区町村(名古屋市は保健所長あて。環境薬務課へ郵送か、墓地のある区の保健センター窓口) |
| 期限 | 法律上の期限はない。遺骨を取り出して移す前に許可を受ける |
| 費用 | 名古屋市・大阪市(平野区)は無料。手数料は市区町村ごとに決まるので、遺骨のある市区町村の案内で確かめる |
| 様式 | 名古屋市の様式(PDF) |
| 記入例 | 名古屋市の記入例(PDF) |
| 公式の案内 | 名古屋市の案内 |
添付する書類
- 埋葬(埋蔵・収蔵)の事実の証明:申請書の管理者の証明欄に記名押印をもらうか、管理者が出す埋蔵証明書(納骨証明書)
- 申請者が墓地使用者等でないとき:墓地使用者等の改葬の承諾書(またはこれに対抗できる裁判の謄本など)
- 使用者以外の人が代わりに出すとき:委任状(名古屋市)
- 郵送のとき:切手を貼り宛先を書いた返信用封筒(名古屋市)
- 改葬先の受入証明書(使用許可証・契約書など):名古屋市の案内には出てこないが、大阪市平野区などは必要。遺骨のある市区町村の案内に従う
- その他市区町村が特に必要と認める書類(本人確認書類など)
記入例(架空の人の例)
長男の山田太郎さん(架空)が、○○市営霊園にある祖父母(次郎さん・ハナさん)の遺骨2体を、神奈川県の樹木葬墓地へ移す例です(名古屋市の様式で、1枚目の例)。欄の並びは見やすく簡単にしています。実際の様式の形は、公式の記入例で確かめてください。
改葬許可申請書記入例
- 1申請日
- 令和8年○月○日
- 2(宛先)
- (印字済み)
- 3申請者の住所・氏名・電話番号
- 神奈川県○○市○○1-2-3 山田 太郎 090-○○○○-○○○○
- 41 死亡者の本籍
- 東京都○○区○○町1-2-3
- 52 死亡者の住所
- 東京都○○区○○町1-2-3
- 63 死亡者の氏名
- 山田 次郎(2枚目は山田 ハナ)
- 74 死亡者の性別
- 男(2枚目は女)
- 85 死亡年月日
- 平成○○年○月○日
- 96 埋葬又は火葬の場所
- ○○市○○町○-○ ○○市斎場
- 107 埋葬又は火葬の年月日
- 平成○○年○月○日
- 118 改葬の理由
- 樹木葬墓地に移すため
- 129 改葬の場所
- 神奈川県○○市○○1-2-3 ○○樹木葬墓地
- 1310 申請者の死亡者との続柄及び墓地使用者等との関係
- 孫・本人
- 14管理者の証明欄(墓地(納骨堂)の名称・所在地、管理者の住所・氏名・印、日付)
- (墓地の管理者が書く)
欄ごとの書き方
欄の名前は、公式の様式の書き方に合わせています。番号は、上の記入例の番号と同じです。
| 欄 | 書き方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 1申請日 | 申請する日を書く | — |
| 2(宛先) | あて先の市区町村長など。名古屋市の様式は「名古屋市保健所長」と印字済み | 移す先ではなく、遺骨が今ある市区町村に出す |
| 3申請者の住所・氏名・電話番号 | 申請する人の住所と氏名、日中に連絡のとれる電話番号を書く | — |
| 41 死亡者の本籍 | 移す遺骨の人の、亡くなった当時の本籍を書く(死産は父母の本籍) | やむを得ず分からない項目は「不詳」と書く(名古屋市) |
| 52 死亡者の住所 | 亡くなった当時の住所を書く(死産は父母の住所) | — |
| 63 死亡者の氏名 | 移す遺骨の人の氏名。分からなければ戒名でもよい(名古屋市) | 遺骨1体につき1枚。2体なら同じ内容で2枚作る |
| 74 死亡者の性別 | 男か女を書く(死産は死児の性別) | — |
| 85 死亡年月日 | 亡くなった年月日を書く(死産は分べん年月日) | — |
| 96 埋葬又は火葬の場所 | 火葬した火葬場の所在地と名称。土葬なら今埋葬されている墓地の所在地と名称 | 名古屋市の記入例では今のお墓ではなく火葬場を書く。市によって様式が違うので、その市の記入例に合わせる |
| 107 埋葬又は火葬の年月日 | 火葬(土葬なら埋葬)した年月日を書く | 古くて分からなければ「不詳」(名古屋市) |
| 118 改葬の理由 | 遺骨を移す理由を短く書く | — |
| 129 改葬の場所 | 移す先(新しいお墓・納骨堂)の所在地と名称を書く | 移す先が決まってから申請する |
| 1310 申請者の死亡者との続柄及び墓地使用者等との関係 | 亡くなった人から見た申請者の続柄と、今の墓地の使用者との関係。自分が使用者なら「本人」 | 使用者が亡くなった父の名義のままなら、どう書くか霊園と市に確かめる。大阪市平野区の記入例は「孫」でなく「長男の長男」 |
| 14管理者の証明欄(墓地(納骨堂)の名称・所在地、管理者の住所・氏名・印、日付) | 今の墓地・納骨堂の管理者が、埋葬(埋蔵・収蔵)の事実を証明する欄。申請前にもらう | 埋蔵証明書を別にもらうなら、この欄はなくてもよい(名古屋市) |
| 15(併せて提出する書類) | 使用者以外が申請するときの承諾書などの説明。書く欄ではない | — |
気をつけること
- 様式は市区町村ごとに違う。遺骨が今ある市区町村の様式を使う
- 遺骨1体につき申請書1通(名古屋市)。2体なら2枚
- 同じ墓地の中で移すのも改葬(名古屋市)
- まだお墓に入っていない遺骨を新しいお墓に納めるだけなら改葬ではない(法律の定義)。火葬許可証を納骨先に出す
- 改葬許可証は、移す先の墓地・納骨堂の管理者に出す
- 分からない項目は「不詳」と書く(名古屋市)
- 受入証明書がいるかどうか、手数料、本人確認は市区町村ごとに違う
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