書き方

特別代理人選任申立書(遺産分割)の書き方と記入例
特別代理人選任申立書(親権者とその子との利益相反の場合・遺産分割協議)

出す人:親権者(未成年の子の親)。

2026年10月に公式の様式と記入例で確認しました

要点

  • 出す先:子(未成年者)の住所地の家庭裁判所(裁判所)
  • 期限:裁判所の案内に日数の期限は書かれていない。選ばれた特別代理人が子を代理して遺産分割協議をするので、協議の前に申し立てる(裁判所)
  • 添付する書類は8種類(くわしくは下の一覧)
様式をダウンロード公式の記入例(PDF)
目次(6)
  1. 記入例(架空の人の例)
  2. 出す人・出す先・期限
  3. 添付する書類(必要書類)
  4. 欄ごとの書き方
  5. 気をつけること
  6. 関係するページ

記入例(架空の人の例)

山田一郎さん(架空)が令和8年7月10日に亡くなり、相続人が妻の花子さんと中学生の長男の太郎さんなので、遺産分割協議の前に、花子さんが太郎さんの特別代理人を選んでもらう例です。欄の並びは見やすく簡単にしています。実際の様式の形は、公式の記入例で確かめてください。

特別代理人選任申立書(遺産分割)記入例

1申立書を提出する裁判所・作成年月日(家庭裁判所 御中・令和 年 月 日)
○○家庭裁判所 御中・令和8年10月20日
2収入印紙を貼る欄(収入印紙800円分)
収入印紙800円分(押印しない)
3収入印紙・予納郵便切手・準口頭・関連事件番号
(裁判所が書く)
4申立人の記名押印
山田 花子(印)
5添付書類
未成年者の戸籍謄本・親権者の戸籍謄本・特別代理人候補者の住民票・利益相反に関する資料(遺産分割協議書案)にチェック
6申立人 住所・電話
〒000-0000 東京都○○区○○1-2-3・電話 090(○○○○)○○○○
7申立人 フリガナ・氏名・生年月日・職業
ヤマダ ハナコ/山田 花子・昭和に○50年5月10日生(51歳)・会社員
8未成年者との関係
3 母 に○
9未成年者 本籍(国籍)
東京(都に○)○○区○○1丁目2番地
残りの欄を見る(10欄)
10未成年者 住所
申立人の住所と同じ
11未成年者 フリガナ・氏名・生年月日
ヤマダ タロウ/山田 太郎・平成に○24年4月2日生(14歳)
12未成年者 職業又は在校名
○○中学校
13申立ての趣旨
(印字済み)
14申立ての理由 利益相反する者
1 親権者と未成年者との間で利益が相反する。に○
15申立ての理由 利益相反行為の内容
1 被相続人亡 山田一郎 の遺産を分割するため に○
16(その詳細)
申立人の夫、未成年者の父である被相続人山田一郎の遺産について、遺産分割の協議をするため。
17特別代理人候補者 住所・電話
〒000-0000 東京都○○区○○4-5-6・電話 090(○○○○)○○○○
18特別代理人候補者 フリガナ・氏名・生年月日・職業
サトウ ジロウ/佐藤 次郎(架空)・昭和に○48年7月7日生(53歳)・会社員
19特別代理人候補者 未成年者との関係
母方の叔父
名前・住所・番号はすべて架空で、書類ごとに別の場面の例です。青い字が、自分で書くところの例です。

窓口に持っていくときや、書き写すときに

出す人・出す先・期限

項目内容
出す人親権者(未成年の子の親)。利害関係人も申し立てられる(裁判所)
出す先子(未成年者)の住所地の家庭裁判所(裁判所)
期限裁判所の案内に日数の期限は書かれていない。選ばれた特別代理人が子を代理して遺産分割協議をするので、協議の前に申し立てる(裁判所)
費用収入印紙800円分(子1人につき)と、連絡用の郵便切手(額は裁判所ごとに違う。保管金として納めることもできる)(裁判所)
様式裁判所(申立書の書式及び記載例・遺産分割協議)の様式
記入例裁判所(記入例・遺産分割協議の場合)の記入例(PDF)
公式の案内裁判所(特別代理人選任(親権者とその子との利益相反の場合))

添付する書類(必要書類)

ほかの書類(3件)
  • 利害関係人が申し立てるとき:利害関係を証する資料(戸籍謄本など)
  • 同じ書類は1通でよい。申立ての前に取れない戸籍は、あとから出してもよい(裁判所)
  • 名古屋家庭裁判所では、特別代理人候補者の承諾書もいる(名古屋家庭裁判所)

欄ごとの書き方

欄の名前は、公式の様式の書き方に合わせています。番号は、上の記入例の番号と同じです。

1申立書を提出する裁判所・作成年月日(家庭裁判所 御中・令和 年 月 日)
出す先の家庭裁判所の名前と、申立書を作った日を書く出す先は、未成年者の住所地の家庭裁判所(記入例の注)
2収入印紙を貼る欄(収入印紙800円分)
収入印紙800円分を貼る貼った印紙に押印しない。子1人につき800円分(裁判所)
3収入印紙・予納郵便切手・準口頭・関連事件番号
書かない(太枠の外)
4申立人の記名押印
申し立てる人の氏名を書き、印を押す
5添付書類
付ける書類の□にチェックを入れる
6申立人 住所・電話
郵便番号と住所、平日の日中に連絡がつく電話番号を書く(携帯電話でもよい)裁判所から連絡がとれるように正確に書く(記入例の注)
残りの欄を見る(13欄)
7申立人 フリガナ・氏名・生年月日・職業
氏名にフリガナを付け、生年月日と年齢を書いて元号を○で囲み、職業を書く
8未成年者との関係
当てはまる番号を○で囲む(1 父母・2 父・3 母・4 後見人・5 利害関係人)
9未成年者 本籍(国籍)
子の本籍を書き、「都・道・府・県」の当てはまるものを○で囲む
10未成年者 住所
子の住所を書く申立人と同じなら「申立人の住所と同じ」と書いてよい(記入例)
11未成年者 フリガナ・氏名・生年月日
子の氏名にフリガナを付け、生年月日と年齢を書いて、元号を○で囲む
12未成年者 職業又は在校名
学生なら学校の名前を書く
13申立ての趣旨
「特別代理人の選任を求める。」と印字されている
14申立ての理由 利益相反する者
当てはまる番号を○で囲む。1〜3に当たらないときは「4 その他」の( )に簡単に書く
15申立ての理由 利益相反行為の内容
当てはまる番号を○で囲み、1か2なら亡くなった人の名前を書く。1〜4に当たらないときは「5 その他」の( )に簡単に書く
16(その詳細)
特別代理人が必要なわけを、分かりやすく短く書く(記入例の注)
17特別代理人候補者 住所・電話
候補者の郵便番号と住所、裁判所から連絡がとれる電話番号を書く
18特別代理人候補者 フリガナ・氏名・生年月日・職業
候補者の氏名にフリガナを付け、生年月日と年齢を書いて元号を○で囲み、職業を書く
19特別代理人候補者 未成年者との関係
子から見た関係を書く候補者は、その利益相反行為について利害関係がない人で、特別代理人として適当と思われる人を書く(記入例の注)

気をつけること

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