書き方

相続財産清算人選任申立書の書き方と記入例
相続財産清算人選任申立書(裁判所の書式・R7年7月版)

出す人:利害関係人(亡くなった人の債権者、特定遺贈を受けた人、特別縁故者など)か検察官(裁判所)。

2026年10月に公式の様式と記入例で確認しました

要点

  • 出す先:亡くなった人(被相続人)の最後の住所地の家庭裁判所(裁判所)
  • 期限:裁判所の案内に申立ての期限は書かれていない
  • 添付する書類は12種類(くわしくは下の一覧)
様式をダウンロード公式の記入例(PDF)
目次(6)
  1. 記入例(架空の人の例)
  2. 出す人・出す先・期限
  3. 添付する書類(必要書類)
  4. 欄ごとの書き方
  5. 気をつけること
  6. 関係するページ

記入例(架空の人の例)

山田一郎さん(架空)が令和8年3月5日に亡くなり、妻の花子さんと長男の太郎さんをはじめ相続人の全員が相続放棄をしたため、一郎さんにお金を貸していた佐藤次郎さん(架空)が清算人を選んでもらう例です。欄の並びは見やすく簡単にしています。実際の様式の形は、公式の記入例で確かめてください。

相続財産清算人選任申立書記入例

1家庭裁判所 支部・出張所 御中・令和 年 月 日
○○家庭裁判所 御中・令和8年10月20日
2収入印紙を貼る欄(収入印紙800円分)
収入印紙800円分(押印しない)
3予納郵便切手・関連事件番号
(裁判所が書く)
4申立人(又は代理人)の署名押印又は記名押印
佐藤 次郎(印)
5添付書類
被相続人の戸(除)籍謄本等・住民票除票・父母の戸(除)籍謄本等・財産目録・不動産登記全部事項証明書 1通・固定資産評価証明書 1通・通帳の写し 1通・相続関係図・利害関係を証するもの にチェック
6申立人 住所・電話
〒000-0000 東京都○○区○○4-5-6・電話 03(○○○○)○○○○
7申立人 連絡先
(書かない)
8申立人 フリガナ・氏名
サトウ ジロウ/佐藤 次郎(架空)
9被相続人 本籍
東京都○○区○○1丁目2番地
残りの欄を見る(11欄)
10被相続人 最後の住所
東京都○○区○○1-2-3
11被相続人 職業
□にチェック・無職
12被相続人 フリガナ・氏名・死亡日
ヤマダ イチロウ/山田 一郎・令和に○8年3月5日死亡
13申立ての趣旨
(印字済み)
14申立ての理由(申立ての実情)
令和に○8年3月5日・2 相続人全員が相続の放棄をしたため に○
15申立人が利害関係を有する事情
1 相続債権者 に○
16(その詳細)
申立人は、被相続人に令和6年4月に100万円を貸しましたが、返してもらっていません。相続人全員が相続の放棄をしたため、請求する相手がいません。
17遺言
3 不明 に○
18相続財産
1 土地・2 建物・4 預貯金・9 負債(申立人からの借入金)に○
19特記事項
(書かない)
20財産目録(別紙)
1 土地:東京都○○区○○1丁目・2番・宅地・○○.○○㎡・評価額○○○○円/4 預貯金:○○銀行・普通・口座番号○○○○/9 負債:借入金・債権者 佐藤次郎・残額100万円
名前・住所・番号はすべて架空で、書類ごとに別の場面の例です。青い字が、自分で書くところの例です。

窓口に持っていくときや、書き写すときに

出す人・出す先・期限

項目内容
出す人利害関係人(亡くなった人の債権者、特定遺贈を受けた人、特別縁故者など)か検察官(裁判所)
出す先亡くなった人(被相続人)の最後の住所地の家庭裁判所(裁判所)
期限裁判所の案内に申立ての期限は書かれていない
費用収入印紙800円分と、連絡用の郵便切手(額は裁判所ごとに違う)。官報公告料5,582円(家庭裁判所の指示があってから納める)。財産が少なく、清算の費用(清算人の報酬を含む)が足りなくなるおそれがあるときは、予納金を納めることがある(裁判所)
様式裁判所(申立書の書式及び記載例)の様式
記入例裁判所(記入例・相続財産清算人選任申立書)の記入例(PDF)
公式の案内裁判所(相続財産清算人の選任)

添付する書類(必要書類)

ほかの書類(7件)
  • 亡くなった人の兄弟姉妹で亡くなっている人がいるとき:その人の出生時から死亡時までのすべての戸籍謄本。おい・めいで亡くなっている人がいるときは、その死亡の記載のある戸籍謄本
  • 亡くなった人の住民票除票か戸籍附票
  • 財産を証する資料(不動産登記事項証明書、未登記なら固定資産評価証明書、預貯金や有価証券の残高が分かる通帳の写し・残高証明書など)
  • 利害関係を証する資料(戸籍謄本、金銭消費貸借契約書の写しなど)
  • 清算人の候補者がいるとき:その人の住民票か戸籍附票(候補者は上申書で知らせる。選ばれないこともある)
  • 相続人が相続放棄をしているとき:相続放棄申述受理証明書など(大阪家庭裁判所・名古屋家庭裁判所の手引き)
  • 同じ書類は1通でよい。申立ての前に取れない戸籍は、あとから出してもよい(裁判所)

欄ごとの書き方

欄の名前は、公式の様式の書き方に合わせています。番号は、上の記入例の番号と同じです。

1家庭裁判所 支部・出張所 御中・令和 年 月 日
出す先の家庭裁判所(支部・出張所)の名前と、申立書を作った日を書く出す先は、亡くなった人の最後の住所地で決まる
2収入印紙を貼る欄(収入印紙800円分)
収入印紙800円分を貼る貼った印紙に押印しない
3予納郵便切手・関連事件番号
書かない(太わくの外)
4申立人(又は代理人)の署名押印又は記名押印
申し立てる人の氏名を書き、印を押す
5添付書類
付ける書類の□にチェックを入れ、不動産登記全部事項証明書などは通数を書く清算人の候補者がいるときは、上申書で知らせる。上申しても選ばれないことがある(申立書の注)
6申立人 住所・電話
郵便番号と住所、電話番号を書く
残りの欄を見る(14欄)
7申立人 連絡先
住所のほかに連絡先があるときに書き、裁判所の名前で連絡してよいか(よい・差し支える)を○で囲む
8申立人 フリガナ・氏名
氏名にフリガナを付けて書く
9被相続人 本籍
亡くなった人の本籍を書く
10被相続人 最後の住所
亡くなった人の最後の住所を書く
11被相続人 職業
分かれば下の□にチェックして職業を書く。分からなければ「□不明」にチェックする
12被相続人 フリガナ・氏名・死亡日
亡くなった人の氏名にフリガナを付け、亡くなった日を書いて、元号を○で囲む
13申立ての趣旨
「被相続人の相続財産の清算人を選任する審判を求める。」と印字されている
14申立ての理由(申立ての実情)
亡くなった日を書いて元号を○で囲み、「1 相続人があることが明らかでないため」「2 相続人全員が相続の放棄をしたため」の当てはまる方を○で囲む
15申立人が利害関係を有する事情
「1 相続債権者」「2 相続財産の分与を請求する者」「3 特定受遺者」「4 その他( )」の当てはまる番号を○で囲む。4は( )に具体的に書く
16(その詳細)
亡くなった人との関係と、清算人が必要なわけを短く書く
17遺言
「1 あり」「2 なし」「3 不明」「4 その他」の当てはまる番号を○で囲む
18相続財産
当てはまる番号をすべて○で囲む。「8 その他」「9 負債」は( )に具体的に書く
19特記事項
伝えておきたいことがあれば書く(記入例は空欄)
20財産目録(別紙)
1 土地・2 建物・3 現金・4 預貯金・5 有価証券・6 貸金等の債権・7 借地権借家権・8 その他・9 負債の欄に、分かる範囲で書く(同じ内容を書いた別の書式でもよい)

気をつけること

関係するページ

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