計算ツール
相続税で引ける葬式費用
引けるもの・引けないものを仕分け
葬儀にかかったお金を項目ごとに入れると、相続税の計算で遺産から引ける葬式費用と、引けない費用に分けて合計します。
国税庁 No.4129「相続財産から控除できる葬式費用」で確かめています(2026年10月確認)
引ける葬式費用
- 葬式や葬送の前後に、火葬・埋葬・納骨にかかった費用(仮葬式と本葬式をしたときは両方)
- 遺体や遺骨を運んだ費用
- お通夜など、葬式の前後にかかった、葬式に欠かせない費用
- 葬式のときに、お寺などに払った読経料などのお礼
- 死体の捜索や、遺体・遺骨を運んだ費用
根拠:国税庁 No.4129
引けない費用
- 香典返しの費用
- 墓石や墓地を買ったり借りたりする費用
- 初七日や四十九日などの法事の費用
- 医学上・裁判上の特別な処置にかかった費用
借金・未払いの税金
亡くなったときにあった借金や、未払いの医療費・税金(住民税・固定資産税など)も、遺産から引けます。相続人の責任でかかった延滞税や、お墓の未払い代金などは引けません(国税庁 No.4126)。引いた後の額で、相続税の計算をします。
よくある質問
香典は、相続税がかかりますか?
社会の習わしとして相当な額の香典は、相続税も贈与税もかかりません。なお、香典返しの費用は、葬式費用として引けません。
戒名料やお布施は引けますか?
お寺などへの読経料などのお礼は、葬式費用として引けます。領収書がないことも多いので、支払った日・相手・金額をメモしておきます。
四十九日の費用は?
初七日や四十九日などの法事の費用は、葬式費用になりません。
だれが引けますか?
相続人や包括受遺者が実際に負担した葬式費用を、その人が相続した財産から引きます。
次に使うと便利なページ
- 相続税の計算基礎控除と、税金の目安
- 葬祭費・埋葬料と受け取れるお金地域ごとの額と、戻ってくるお金の一覧
- 相続税の申告は自分でできる?難しさの判定と、必要な申告書の表
- 法要の日程計算四十九日・一周忌などの日付と六曜
ほかのページ(34)
- 相続の手続きナビわが家に必要な手続きを、期限順にチェック
- 喪中の判定喪中はいつまで・どこまで、喪中はがきの時期
- 相続の手続きと期限亡くなった日から、期限を日付で
- 法定相続分の計算だれが、どれだけ相続するか
- 実家を売ったときの手取り税金と手数料を引いて残る額
- 遺族年金の計算いくら・いつまで受け取れるか
- 未支給年金の計算何月分・いくら受け取れるか
- 公正証書遺言の費用公証人手数料(2025年10月改定後)を計算
- 株・証券口座の相続評価額の計算と、口座の探し方
- 相続した車の手続き名義変更・売る・廃車の書類と手数料
- 死亡保険金の税金はどれ?相続税・所得税・贈与税を、契約の形から判定
- 生前贈与の計算暦年と精算課税の比較、足し戻される期間
- 寡婦年金と死亡一時金自営業の夫が亡くなったとき、どちらが得か
- 姻族関係終了届(死後離婚)出すと変わること・変わらないこと
- 口座凍結と仮払いの計算遺産分けの前に、1人で引き出せる額
- 準確定申告亡くなった人の確定申告。要否と戻る税金の目安
- 法定相続情報一覧図の作成相続関係説明図も、A4で印刷・PDF保存
- 相続登記を自分でする必要な書類と費用。司法書士に頼む場合と比べる
- 相続登記の登録免許税名義変更の税金と、免税
- 空き家の固定資産税住宅用地の特例が外れたら、いくら上がるか
- 土地を国に引き取ってもらう費用審査手数料と負担金
- 喪中のお正月初詣・お歳暮・寒中見舞いはいつ?
- 路線価で土地の評価額奥行・間口・角地の補正と、小規模宅地
- 二次相続の相続税配偶者の割合ごとに、2回分の合計を比べる
- 代襲相続・数次相続孫・甥・姪の取り分を計算
- 遺産分割でもめたとき特別受益・寄与分と、調停の費用・期間
- 相続人がいないとき相続財産清算人・特別縁故者の期限と費用
- 遺言書の検認必要かどうか・費用・書類
- 相続した田畑・山林の届出農業委員会・市町村への届出の期限
- 相続した実家、どうする?売る・貸す・住む・空き家で持つの比べ方
- 遺品整理の進め方と費用いつから・何から・業者の選び方
- 納骨とお墓・墓じまいお墓の種類と費用、墓じまいの手順
- 相続放棄の手続き続柄ごとの必要書類・費用・3か月の期限
- 制度が変わったところ相続登記・住所変更登記の義務化、生前贈与、遺族年金