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1か所で済むもの・別に連絡が要るもの
おくやみコーナーと、相手ごとの「電話の前に用意するもの」

家族が亡くなったあとの連絡は、役所の窓口1か所で済むものと、相手ごとに連絡が要るものに分かれます。相手ごとに、電話や窓口の前に用意するもの・連絡のしかた・気をつけることを並べました。当てはまる相手を選ぶと、その分だけの1枚を印刷できます。

2026年10月に、各市区・各社・日本年金機構の公式ページで確かめました。会社名がある項目は、その会社の例です

要点

  • 市区町村の手続きは、おくやみコーナーでまとめて済むことが多い(どこまでかは市区町村で違う)
  • 銀行・保険・カード・公共料金・携帯・年金・勤務先などは、それぞれに連絡が要る
  • 電話の前に、契約番号・お客さま番号・取引店などを手元に用意すると、1回で済みやすい

1か所で済むもの(おくやみコーナー)

おくやみコーナーは、市区町村が死亡の手続きのために作った窓口で、亡くなった方と家族の状況から要る手続きを選び出し、申請書を作るのを手伝います。86市のうち70市、東京23区のうち22区にあります(おくやみコーナーのある市区)。

その場で済むことが多い手続き(葛飾区・千葉市の例)
住民票・印鑑世帯主の変更届、印鑑登録証・マイナンバーカードの返却
健康保険国民健康保険・後期高齢者医療の資格確認書の返却、葬祭費の請求、高額療養費
介護・福祉介護保険証の返却・高額介護サービス費、障害者手帳の返却、手当の未払い分

税(住民税・固定資産税)まで受け付ける市もあれば、横浜市のように案内が中心のところもあります。多くは予約制で、死亡届から1週間ほどあけた日をすすめる市もあります。行く前に、その市区のページで受け付ける手続きと持ち物を確かめてください(葛飾区・横浜市)。

別に連絡が要る相手

当てはまらない相手のチェックを外すと、残った相手の分だけを1枚に印刷できます。チェックはこの画面の中だけで、どこにも送りません。

ほかの相手(公共料金・通信・年金・勤務先・住まい・身分証の11件)
  • 用意するもの

    • 検針票(お客さま番号)

    連絡のしかた:カスタマーセンターに電話

    名義変更すると、請求中の料金も新しい名義の人に引き継がれる。引き継がないなら、いったん解約して新しく契約(公式ページ)

  • 用意するもの

    • お客さま番号

    連絡のしかた:使わないならWebで停止、使い続けるならWebで名義変更(同居の家族へ)

    同居の家族への名義変更では、そのお客さま番号の契約の支払いがすべて引き継がれる(公式ページ)

  • 用意するもの

    • お客さま番号(検針票の10桁)
    • 今の払い方

    連絡のしかた:インターネットの名義変更届

    名義変更すると、口座振替・カード払いは解除されて請求書払いになる(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 受信契約の情報(わかれば)

    連絡のしかた:NHKふれあいセンターに連絡し、届出書を出す

    だれも住まなくなる・受信機がなくなるときは解約の対象(公式ページ)

  • 用意するもの

    • お客さまID(開通の案内か請求書に書いてある)
    • 電話番号
    • 今の払い方

    連絡のしかた:名義変更・解約ともWeb(郵送の様式もある)

    死亡による名義変更の手数料は無料。光コラボ(ドコモ光など)は、それぞれの会社へ(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 亡くなったことがわかる書類(会葬礼状・住民票の除票など)
    • SIMカード
    • 行く人の本人確認書類

    連絡のしかた:店舗(予約がおすすめ)

    解約か承継。解約するとポイントは消える。分割払いの残りは払い続ける。スマホ・ネットのサービスの相続(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 年金証書
    • 請求する人のマイナンバーがわかるもの
    • 続柄がわかる戸籍か一覧図の写し
    • 生計を同じくしていたことがわかる書類
    • 受け取る口座

    連絡のしかた:郵送が基本。対面は予約して年金事務所・街角の年金相談センター

    マイナンバーが登録されていれば、死亡届は原則いらない。未支給年金(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 健康保険の資格確認書(保険証)など
    • 亡くなった日と、連絡先になる家族

    連絡のしかた:人事・総務に電話

    会社は5日以内に健康保険の資格喪失を届け出る。在職中に亡くなったとき(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 賃貸借契約書

    連絡のしかた:家主・管理会社に連絡

    借りる権利と部屋の家財は相続人に受け継がれる。相続放棄を考えているなら、家財を処分する前に確かめる(公式ページ)

  • 用意するもの

    • 運転免許証
    • 亡くなったことがわかる書類(死亡診断書の写し・住民票の除票など)
    • 行く人の本人確認書類

    連絡のしかた:警察署・運転免許センターの窓口

    返す義務はない。更新の通知を止めたいときに手続きする。手数料は無料(公式ページ)

  • 用意するもの

    • パスポート
    • 亡くなったことがわかる戸籍謄本など(期限切れなら不要)

    連絡のしかた:都道府県のパスポートセンター

    届け出ると失効の手続きがされる(公式ページ)

金融機関42社の相続の窓口は銀行・証券・保険の相続の窓口、電話の言い方は各ページの「言い方の見本」にあります。

よくある質問

おくやみコーナーに行けば、全部の手続きが終わりますか?

終わりません。おくやみコーナーで済むのは、主に市区町村の手続き(世帯主の変更・国民健康保険や介護保険の資格喪失・葬祭費など)です。どこまで受け付けるかも市区町村で違い、案内だけのところもあります。銀行・保険・公共料金・年金などは、それぞれの相手に連絡します。

銀行に連絡すると、すぐ口座は止まりますか?

止まります。止まると入金も引き落としもできなくなるので、公共料金などをその口座から払っていたら、先に払い方を変えておくと安心です。葬儀代などで遺産分けの前に払い戻しを受けたいときは、仮払いの制度があります(口座の凍結と仮払い)。

年金は、どこに連絡しますか?

年金を受け取っていた人が亡くなったときの届けと未支給年金の請求は、年金事務所に郵送するのが基本です(対面は予約して年金事務所か街角の年金相談センター)。日本年金機構にマイナンバーが登録されていれば、死亡届は原則いりません。国民年金の死亡一時金は、市区町村の窓口でも請求できます。

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