ガイド
忌中はいつまで?
忌中表(続柄ごとの日数)と、忌中に控えること
忌中の期間と、喪中との違い、忌中に控えることをまとめました。続柄ごとの忌の日数を決めていた昔の決まり(服忌令)の表もあります。
忌中は法律の決まりではなく慣習です。神社本庁・全互協などの説明をもとにした目安です(2026年10月確認)
要点
- 忌中は、亡くなってから四十九日(仏式)、五十日祭(神式)まで
- 今は続柄にかかわらず、四十九日までを忌中とするのが一般的。続柄ごとの日数は昔の決まり(服忌令)
- 忌中は、神社への参拝やお祝いの席を控える。お寺へのお参りはよい
忌中はいつまで
- 仏式:亡くなった日から四十九日の法要まで。四十九日で「忌明け」になります。
- 神式:五十日祭まで。神社本庁は、50日を過ぎれば原則として神社への参拝や神棚のおまつりを再開して差し支えないとしています(神社本庁)。
- キリスト教:忌中や忌明けの考え方はありません(全互協)。
四十九日の日付は、法要の日程計算で、亡くなった日から六曜つきで出せます。
忌中と喪中の違い
| 忌中 | 喪中 | |
|---|---|---|
| 期間 | 四十九日(五十日祭)まで | 配偶者・1親等は12〜13か月、2親等は3〜6か月が目安 |
| 意味 | 故人をしのび、身をつつしむ期間 | 故人を悼み、お祝いごとを控える期間 |
| 控えること | 神社への参拝・お祝いの席・旅行など | 年賀状・正月飾り・お祝いの席など |
喪中の範囲と、喪中はがきの時期は喪中の判定で日付つきで出せます。
忌中表(服忌令)
戦前は、江戸時代に定められた「服忌令」が公的な基準とされ、続柄ごとに「忌(忌中)」と「服(喪中)」の日数が決まっていました。今はこの日数にしたがう決まりはなく、続柄にかかわらず四十九日(五十日祭)までを忌中とするのが一般的です。
| 続柄 | 忌 | 服 |
|---|---|---|
| 父母 | 50日 | 13か月 |
| 夫 | 30日 | 13か月 |
| 妻 | 20日 | 90日 |
| 嫡子(跡取りの子) | 20日 | 90日 |
| そのほかの子 | 10日 | 30日 |
| 兄弟姉妹 | 20日 | 90日 |
| 祖父母(父方) | 30日 | 150日 |
| 祖父母(母方) | 20日 | 90日 |
| おじ・おば(父方) | 20日 | 90日 |
| 甥・姪 | 3日 | 7日 |
| いとこ | 3日 | 7日 |
明治24年刊『現行服忌令』の「九族服忌図」から抜き出しました。
忌中に控えること
| 控えること | ひとこと |
|---|---|
| 神社への参拝・神棚のおまつり | 忌明けまで。神棚は白い紙を貼って閉じておく家も |
| 結婚式などのお祝いの席 | お祝いの気持ちを伝えて欠席することが多い |
| 旅行・宴会などの遊び | 前から決まっていた予定は、家族で話し合って決める |
| お正月の祝い(初詣・正月飾り・おせち) | 忌中に年末年始が来るときは喪中のお正月も |
お寺へのお参りや法要は、忌中でも差し支えありません。
忌中にすること
よくある質問
忌中にお寺へお参りしてもいいですか?
お寺へのお参りや法要は、忌中でも差し支えありません。仏教では、人の死を穢れとはみなさない考えが一般的です。控えるのは、神社への参拝です。
忌中に結婚式に招かれたら?
忌明けまでは、お祝いの席は控えるのが一般的です。お祝いの気持ちを伝えて、欠席することが多いです。身内の結婚式などで日程が前から決まっているときは、家族でよく話し合って決めます。
会社の忌引きの日数は、忌中と関係ありますか?
関係ありません。忌引きは、会社や学校の決まり(就業規則など)による休暇です。法律で決まった休みではないので、日数は勤め先の決まりで確かめます。
次に使うと便利なページ
- 喪中の判定喪中はいつまで・どこまで、喪中はがきの時期
- 法要の日程計算四十九日・一周忌などの日付と六曜
- 喪中のお正月初詣・お歳暮・寒中見舞いはいつ?
- 喪中はがきの文例続柄・状況ごとの文例と、出す時期
- 納骨とお墓・墓じまいお墓の種類と費用、墓じまいの手順
「法要・お墓・家族」のほかのページ(7)
ほかの分類のページ(88)
亡くなってすぐ
- 相続の手続きナビわが家に必要な手続きを、期限順にチェック
- 死亡届の書き方左側を家族が書き、右側は医師が書く1枚の用紙(記入例つき)
- 相続の手続きと期限亡くなった日から、期限を日付で
- 期限を過ぎてしまったとき過ぎるとどうなるか、まだできること
- 年末年始に亡くなったとき死亡届・火葬場・役所や銀行の休み
- モデルケースで見る、親が亡くなってからの1年父78歳・母と子2人の例で、期限とお金を通しで
- 口座凍結と仮払いの計算遺産分けの前に、1人で引き出せる額
- 葬祭費・埋葬料と受け取れるお金地域ごとの額と、戻ってくるお金の一覧
- 葬祭費の地域差86市・23区・47都道府県の額の一覧
- 公営斎場の火葬料金政令市と東京の公営斎場の、市民・市外の料金
年金・保険・税金
- 遺族年金の計算いくら・いつまで受け取れるか
- 遺族年金の請求書の書き方遺族厚生年金・遺族基礎年金を請求する年金請求書(記入例つき)
- 残された家族の毎月のお金一方が亡くなった後の年金を、月ごとに比べる
- 寡婦年金と死亡一時金自営業の夫が亡くなったとき、どちらが得か
- 国民年金の死亡一時金請求書の書き方国民年金を納めた人が、年金を受けずに亡くなったとき(記入例つき)
- 未支給年金の計算何月分・いくら受け取れるか
- 未支給年金の請求書の書き方欄ごとの書き方と、添付書類
- 埋葬料の申請書の書き方会社の健康保険(協会けんぽ)の人が亡くなったとき(記入例つき)
- 仕事中・通勤中に亡くなったとき労災の遺族年金・葬祭料と、死亡退職金
- 亡くなった方の勤め先での手続き最後の給与・死亡退職金・弔慰金の税金と、会社に返すもの
- 死亡保険金の税金はどれ?相続税・所得税・贈与税を、契約の形から判定
- 受け取るお金と税金の早見表相続税・所得税・非課税のどれか
- 準確定申告亡くなった人の確定申告。要否と戻る税金の目安
- 準確定申告書の書き方亡くなった人の確定申告を相続人が出すときの書き方(記入例つき)
- 準確定申告の付表の書き方相続人が2人以上で、亡くなった人の確定申告をするとき(記入例つき)
- 亡くなった人のお金の後始末住民税・保険料の精算と、戻ってくるお金の期限
遺産を分ける・相続税
- 遺産の一覧表財産と借金を書き出して、合計と相続税の目安
- 相続にかかるお金の総額実費・専門家の報酬・相続税をまとめて
- 法定相続分の計算だれが、どれだけ相続するか
- 代襲相続・数次相続孫・甥・姪の取り分を計算
- 法定相続情報一覧図の作成相続関係説明図も、A4で印刷・PDF保存
- 法定相続情報一覧図の申出書の書き方一覧図の写しを無料でもらうために法務局に出す(記入例つき)
- 相続関係説明図の書き方相続登記で戸籍の原本を返してもらうための家系図(記入例つき)
- 戸籍の集め方要る戸籍と、広域交付で取れる人・費用の目安
- 遺産分割でもめたとき特別受益・寄与分と、調停の費用・期間
- 代償分割の計算実家を1人が継ぐとき、ほかの相続人に払うお金
- 家族会議の進め方遺産分割の話し合いの準備・議題・もめやすいところ
- 遺留分の計算いくら請求できる?割合と期限
- 相続放棄の手続き続柄ごとの必要書類・費用・3か月の期限
- 相続放棄申述書の書き方欄ごとの書き方と、添付する戸籍
- 相続人がいないとき相続財産清算人・特別縁故者の期限と費用
- 相続税の計算基礎控除と、税金の目安
- 相続税の申告は自分でできる?難しさの判定と、必要な申告書の表
- 路線価で土地の評価額奥行・間口・角地の補正と、小規模宅地
- 相続税で引ける葬式費用引けるもの・引けないものを仕分け
- 二次相続の相続税配偶者の割合ごとに、2回分の合計を比べる
- 生前贈与の計算暦年と精算課税の比較、足し戻される期間
- 株・証券口座の相続評価額の計算と、口座の探し方
- 公正証書遺言の費用公証人手数料(2025年10月改定後)を計算
- 遺言書の検認必要かどうか・費用・書類
- 遺言書の検認の申立書の書き方自筆の遺言書は、開けずに家庭裁判所で検認を受ける(記入例つき)
- 子どものいない夫婦の相続相続人は配偶者と、親か兄弟姉妹
- 独身の兄弟姉妹が亡くなったとき兄弟姉妹・甥姪が相続人。2割加算・遺留分なし・賃貸の部屋
- 前の結婚の子がいる相続前の結婚の子も相続人。連絡のとり方と調停
- 相続人に認知症の人がいるとき成年後見の申立てと、費用・期間
- 未成年の相続人がいるとき特別代理人の選任と、未成年者控除
- 海外に住む相続人がいるとき印鑑証明の代わりのサイン証明と、在留証明
- 連絡がとれない相続人がいるとき不在者財産管理人と、失踪宣告
実家・土地・車
- 相続した実家、どうする?売る・貸す・住む・空き家で持つの比べ方
- 実家を売ったときの手取り税金と手数料を引いて残る額
- 空き家の固定資産税住宅用地の特例が外れたら、いくら上がるか
- 相続人代表者指定届(固定資産税)の書き方固定資産税の書類を受け取る代表者を、市区町村に届け出る(記入例つき)
- 空き家の解体補助金政令市と東京23区の補助の額・条件
- 相続登記を自分でする必要な書類と費用。司法書士に頼む場合と比べる
- 相続登記の申請書の書き方遺産分割で不動産を相続した人が法務局に出す(2026年10月5日以降の様式)(記入例つき)
- 相続登記の期限の判定2024年4月より前の相続は2027年3月31日まで
- 相続登記の登録免許税名義変更の税金と、免税
- 住宅ローンと団信団信の手続きと、抵当権の抹消
- 土地を国に引き取ってもらう費用審査手数料と負担金
- 相続した田畑・山林の届出農業委員会・市町村への届出の期限
- 相続した車の手続き名義変更・売る・廃車の書類と手数料
- 遺品整理の進め方と費用いつから・何から・業者の選び方
そのほか
- Japanese inheritance tax(英語)外国籍の人と日本の相続税の英語の説明
- Heirs living outside Japan(英語)海外に住む相続人の書類の英語の説明
- When a family member dies in Japan(英語)外国籍の家族向けの英語の説明
- やさしい日本語家族が亡くなったときの手続き(ふりがなつき)
- よくある質問の一覧各ページの質問と答えを、分類ごと・言葉で探せる
- データを使う方へ調べた数字のCSVと、出典の書き方
- 書類の書き方出す書類の書き方と、届く書類の見方の一覧
- このサイトを紹介してくださる方へ紹介文の例と、掲示用のA4の案内
- スマホ・ネットのサービスの相続デジタル遺品の手続きを20のサービスごとに
- 銀行・証券・保険会社の相続の窓口42社の受付のしかたを公式ページで確認
- 地域の窓口を探す都道府県ごとの年金事務所・法務局・家庭裁判所・税務署
- 相続の用語集よく出てくる言葉を短く説明
- 計算ツールをサイトに貼る葬儀社・士業・ブログの方向け。無料・広告なし
- ご遺族に渡す手続きの一覧葬儀社・お寺・病院の方向け・A4で印刷できる1枚
- 数字で見る相続相続税がかかる割合・相続放棄・遺言の件数(公的統計)
- 制度が変わったところ相続登記・住所変更登記の義務化、生前贈与、遺族年金
このページの更新日: