書き方
死亡届の書き方と記入例
死亡届(右側の死亡診断書・死体検案書と1枚になった用紙)
死亡届(右側の死亡診断書・死体検案書と1枚になった用紙)の書き方を、欄ごとに説明します。公式の様式と記入例をもとにしています。このページは書き方の説明で、書類を作るものではありません。書類は、公式の様式に自分で書いてください。
2026年10月に公式の様式と記入例で確認しました確かめ方
要点
- 出す先:亡くなった人の死亡地・本籍地か、届出人の所在地の市区町村役場(戸籍の窓口)。届出人の所在地には、一時的にいる場所も含まれる(法務省)
- 期限:亡くなったことを知った日(その日を含む)から7日以内。国外で亡くなったときは、知った日から3か月以内(戸籍法86条)。火葬許可証は死亡届とあわせて申請するので、実際は火葬の日より前に出す
- 添付する書類は5種類(くわしくは下の一覧)
出す人・出す先・期限
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出す人 | 届け出る義務があるのは、①同居の親族 ②その他の同居者 ③家主・地主・家屋や土地の管理人の順(ただし順序にかかわらず届け出てよい)。同居していない親族、後見人・保佐人・補助人・任意後見人・任意後見受任者も届け出られる(戸籍法87条)。届書に署名するのは届出人だが、窓口へ持っていくのは届出人以外(葬儀社など)でもよい(神戸市) |
| 出す先 | 亡くなった人の死亡地・本籍地か、届出人の所在地の市区町村役場(戸籍の窓口)。届出人の所在地には、一時的にいる場所も含まれる(法務省) |
| 期限 | 亡くなったことを知った日(その日を含む)から7日以内。国外で亡くなったときは、知った日から3か月以内(戸籍法86条)。火葬許可証は死亡届とあわせて申請するので、実際は火葬の日より前に出す |
| 費用 | 届出の手数料はかからない(法務省) |
| 様式 | 用紙は市区町村の窓口で受け取ります(法務省の案内)。右半分が死亡診断書(死体検案書)の、1枚の用紙です。 |
| 記入例 | 法務省の記入例(PDF) |
| 公式の案内 | 法務省 |
添付する書類(必要書類)
- 死亡診断書または死体検案書 1通(届書の右側と1枚になっている。医師が書く)
- やむを得ない事情で死亡診断書・死体検案書が得られないとき:死亡の事実を証明する書面(届け出る市区町村に問い合わせる)
- 後見人・保佐人・補助人・任意後見人が届け出るとき:資格を証明する登記事項証明書または裁判所の謄本(神戸市)
- 任意後見受任者が届け出るとき:登記事項証明書または任意後見契約の公正証書の謄本(神戸市)
- 火葬するとき:火葬許可申請書(死亡届とあわせて出す。様式は市区町村ごと)
記入例(架空の人の例)
山田一郎さん(架空)が病院で亡くなり、同居していた妻の花子さんが届け出る例です。欄の並びは見やすく簡単にしています。実際の様式の形は、公式の記入例で確かめてください。
死亡届記入例
- 1届出日・あて先(○○長 殿)
- 令和8年8月10日届出・東京都○○区長 殿
- 2(1)(2) 氏名(フリガナ)・性別
- ヤマダ イチロウ/山田 一郎・☑男
- 3(3) 生年月日
- 昭和25年4月1日
- 4(4) 死亡したとき
- 令和8年8月10日・☑午前 5時30分
- 5(5) 死亡したところ
- 東京都○○区○○町7丁目8 番 9 号(○○病院の所在地。「番地」を消す)
- 6(6) 住所(住民登録をしているところ)
- 東京都○○区○○町1丁目2番3号
- 7(7) 本籍・筆頭者の氏名
- 東京都○○区○○町1丁目2 番地(「番」を消す)・筆頭者 山田 一郎
- 8(8)(9) 死亡した人の夫または妻
- ☑いる(満73歳)
- 9(10) 死亡したときの世帯のおもな仕事
- ☑6 仕事をしている者のいない世帯(夫婦とも仕事をしていない例)
- 10(11) 死亡した人の職業・産業
- (この例では書かない。2026年8月の死亡は対象外)
- 11その他
- (空欄)
- 12届出人:資格(1〜13)
- ☑1 同居の親族
- 13届出人:住所・本籍
- 東京都○○区○○町1丁目2番3号・本籍 東京都○○区○○町1丁目2番地・筆頭者 山田 一郎
- 14届出人:署名・生年月日
- 山田 花子・昭和28年5月10日生
- 15右側:死亡診断書(死体検案書)
- (医師が書く)
- 16受理欄・事件簿番号
- (市区町村が書く)
窓口に持っていくときや、書き写すときに
欄ごとの書き方
欄の名前は、公式の様式の書き方に合わせています。番号は、上の記入例の番号と同じです。
| 欄 | 書き方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 1届出日・あて先(○○長 殿) | 届け出る日と、出す先の市区町村長あてを書く(例:○○区長) | 出す先は、死亡地・本籍地・届出人の所在地のどれか |
| 2(1)(2) 氏名(フリガナ)・性別 | 亡くなった人の氏名を戸籍のとおりに書き、上の欄にフリガナ(カタカナ)を書く。性別の□に☑ | — |
| 3(3) 生年月日 | 生年月日を元号で書く。生まれてから30日以内に亡くなったときは、生まれた時刻も書く | — |
| 4(4) 死亡したとき | 亡くなった年月日と時刻を書き、午前・午後に☑。右側の死亡診断書(死体検案書)に書かれた日時と同じにする | 夜の12時は「午前0時」、昼の12時は「午後0時」(記載例の注意書き) |
| 5(5) 死亡したところ | 亡くなった場所の所在地を書く。病院で亡くなったときは病院の所在地。「番地」「番」のうち使わない方を線で消す | 病院の名前は、右側の死亡診断書の「施設の名称」に医師が書く |
| 6(6) 住所(住民登録をしているところ) | 亡くなった人が住民登録をしていた住所を書く | — |
| 7(7) 本籍・筆頭者の氏名 | 本籍を書き、「番地」「番」の使わない方を消す。筆頭者の氏名には、戸籍のはじめに書かれている人の氏名を書く(亡くなった人が筆頭者なら、その人の氏名)。外国人は国籍だけを書く | — |
| 8(8)(9) 死亡した人の夫または妻 | 亡くなったときに夫または妻がいれば「いる」に☑し、その夫または妻の満年齢を書く。いなければ、未婚・死別・離別のどれかに☑。内縁の人はふくまない | ( )に書くのは配偶者の年齢。法務省の記載例でも、亡くなった人とは違う年齢が入っている |
| 9(10) 死亡したときの世帯のおもな仕事 | 亡くなったときの世帯のおもな仕事を、1〜6から1つ選んで☑ | — |
| 10(11) 死亡した人の職業・産業 | 国勢調査の年の4月1日から翌年3月31日までに亡くなったときだけ、亡くなった人の職業と産業を書く。それ以外のときは書かない | 国勢調査は5年ごと。前回の令和7年(2025年)の分は、2025年4月1日〜2026年3月31日に亡くなったとき |
| 11その他 | ほかに書いておくことがあるときに使う。法務省の記載例では空欄 | — |
| 12届出人:資格(1〜13) | 届け出る人の立場を1〜13から選んで☑(同居の親族・同居していない親族・同居者・家主・地主・家屋管理人・土地管理人・公設所の長・後見人・保佐人・補助人・任意後見人・任意後見受任者) | 後見人などが届け出るときは、資格を証明する書類を添える(神戸市) |
| 13届出人:住所・本籍 | 届け出る人の住所と本籍を書き、その本籍の筆頭者の氏名を書く | 亡くなった人と同じ戸籍の配偶者なら、本籍も筆頭者も亡くなった人と同じ |
| 14届出人:署名・生年月日 | 届け出る人が自分で氏名を書く(署名)。押印は任意。生年月日を書く | 署名は届出人本人がする(戸籍法29条)。窓口に持っていくのは別の人でもよい |
| 15右側:死亡診断書(死体検案書) | 医師が書く欄。氏名・生年月日・死亡したとき・死亡したところと施設の名称・死亡の原因・死因の種類などを医師が書き、医師本人が署名する。家族は書かない | 受け取ったら、左側に書く氏名・日時・場所と合っているか見比べる |
| 16受理欄・事件簿番号 | 上の「受理」「送付」などの欄と、下の「事件簿番号」は市区町村が使う。書かない | — |
気をつけること
- 鉛筆や消えやすいインキで書かない(法務省の記載例)
- 家族が書くのは左側だけ。右側の死亡診断書(死体検案書)は医師が書く
- 用紙は市区町村の窓口で受け取る(法務省)。右側の死亡診断書・死体検案書と1枚になっている
- 火葬するには、死亡届とあわせて火葬許可申請書を出す。受理されると火葬許可証が交付される(横浜市・神戸市)
- 火葬許可証は火葬場に出す。火葬は、ほかの法令に定めがある場合を除き、亡くなってから24時間たってから(墓地埋葬法)
ほかの注意(8件)
- 火葬が終わると、火葬場が許可証に必要なことを書いて返す。お墓や納骨堂に納めるときは、その許可証を管理者に出す(墓地埋葬法)
- 届出人の所在地には一時的にいる場所も含まれるので、本籍地や死亡地でなくても、行った市区町村の戸籍の窓口に出せる(法務省、令和8年6月30日の通知)
- 7日目が役所の休みの日なら、次の開庁日が期限の最後の日になる(横浜市)
- 夜間・休日に出すと預かりになり、翌開庁日以降に確認される。不備がなければ、出した日にさかのぼって受理される(横浜市)
- 死亡届は葬儀社が窓口に持っていくことが多い(神戸市)。その場合も、届出人の欄は届出人が書いて署名する
- 受理されると戸籍に死亡が書かれ、住民票が消除される。数日かかる(神戸市)
- 正当な理由なく期限内に届け出ないと、5万円以下の過料(戸籍法137条)
- 記載例と事情が違うときは、届け出る市区町村に問い合わせる(法務省)
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